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令和2年度の加工専用園協働運営の取組み 7月摘果作業を実施

県は本年度もりんご産地を協働で支える加工専用園体制構築事業を実施している。県内の3団体が高品位加工向けに協働運営で園地の管理を取り組んでおり、今年も各団体で7月に摘果作業が行われた。

弘前市の折笠支会では、支会活動の一環として地域内で手が回らなくなった園地の労働補助として実施。「ふじ」「つがる」の30㌃。摘果作業は7月2日に約10人で一斉実施し、適正着果に努めていた。

板柳町の板柳第一支会では、園主が亡くなった隣接園を借り受けて加工園としている生産者の園地を支会で協働管理の形で実施。「ふじ」「ジョナゴールド」「王林」「陸奥」の30㌃。摘果作業は7月8日に約6人で3日間作業した。

三戸町の梅内りんご組合では、スソものを加工向けとして有効販売できないかと考え実施。「紅玉」のみの30㌃。摘果作業は7月15日に約8人で2班に分かれて作業していた。

基本的な管理は園主が行い、今後の協働管理としては収穫作業となる。

令和元年度「生産者と加工事業者の情報交換会」を開催

令和2年1月28日、県は令和元年度「生産者と加工業者の情報交換会」を開催しました。当日は、生産者ら22人が集まり、加工場の見学や意見交換が行われました。

加工場は、ニッカウヰスキー株式会社弘前工場と株式会社アップルファクトリージャパンの2ヵ所。参加した生産者からは、製品のこだわりや製造過程、原料確保などについて質問が飛び交い、担当者から説明を受けていた。

令和元年度「加工専用園」現地検討会を開催

7月31日、県りんご果樹課主催の加工専用園体制構築事業に係る現地検討会が開催された。生産者、加工業者ら45人が参加した。今回はカットりんごを加工販売する株式会社アップルファクトリージャパンの加工専用園と同事業で板柳町第一支会が協働運営する加工専用モデル園の2ヵ所を視察し、その体制づくりや取組みについての説明を受けた。中   食・外食の拡大と共に業務加工の需要は拡大しており、高品位加工など品質が高い国産原料に移ってきているが、不足している状況である。高品質な生果生産は勿論だが、こうした状況から加工原料としても益々求められる状況だということを理解しなければならない。同事業では、生産者の高齢化や労働力不足などに伴い通常管理が困難になった園地を加工専用モデル園として設置している。地域が協働で管理運営する体制を検討しており、本年度は今回視察した板柳町第一支会の他、弘前市折笠支会、三戸町梅内りんご組合でもモデル園を設置している。

視察会終了後は、りんご協会会議室にて加工需要の現状について担当の工藤英紀技師より解説があり、県りんご果樹課より同事業概要について説明が行われた。